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2019年07月02日 スタッフブログ

 日本、熊本に帰国して色々と考えられる事も本当にある1年と成りました。熊本は今まで考えていた以上に水源も多く、山と海に囲まれた美しい県であると強く感じました。
 その特色を持っても本当の観光地には成っていない現状に憤りすら覚えてます。
 京都や大阪では海外観光局インバウンドの弊害すら出てきており、そんなに来なくても良いとの意見も有るほど贅沢な悩みを持つ都道府県もある一方、美しかったり、温泉等も出る地域にあるでも関わらず高齢者が増え、過疎化も進み観光産業が全く振るわない場所も多くあります。恐らく日本国内の観光客も熊本城や、天草、阿蘇黒川温泉等に集中し、先ほどの様な地域に行く事も今後展望は厳しい様感じます。
 また日本国内観光客だけをメインに考えた場合はオン・オフシーズンの差も非常に大きく、安定した需要は見込めない事も考えられます。
 
 私は中国駐在時間が長いのでどうしても中国観光客収集をメインに考えがちですが、東南アジアやヨーロッパも含めた観光産業の活性化は熊本であれば可能だと強く感じております。
 
 まず2016年の統計によると熊本の海外観光客は韓国が3割強、台湾2割強、香港1割、中国大陸1割と成っており、直行便のある韓国と台湾が多い結果に成っていました。

 インバウンド消費も全国41位と低く、消費力は3割の韓国と1割の中国大陸が殆ど同じぐらいで、やはり中国大陸の消費力が強い事が見受けられました。私の中国様SNSで熊本の名所等を上げて、興味を持つかどうか見てみたのですが、とても友人枠はほぼ全員が良いねを押して、2社の旅行会社から連絡が来ました。

 現在幾つかの市が本気で観光客を取り込みたい意識を持っております。私としてもこれらの市には今ある中国のコネクションでも支援したい気持ちが非常に強いです。但し土地柄なのか閉鎖的な考えを持つ人もおり、利権や弊害も多々ある事を感じております。
 つい最近高知が中国最大手の携程網と契約を結びました。心中では非常に強い嫉妬を覚えました。やはり本気度が違うと感じました。
 
 私個人の考えで行けば、本当に熊本の事を思えば、色々な事を飲み込んででも金銭を落としてもらう事が最終的に熊本の為に成ると感じます。何も無い状態であれば、現在過疎化している市を一体どのように食い止めるのか私にはプランが思い浮かびません。私がプランを立てるならばやはり海外からの集客をメインに考えます。
 観光は職を産み、お金を産みます。それにより市が潤えばまた新しいプランを建てる事が出来ると単純に考えております。
 現代はSNSの時代でもあり、一度来て頂き、満足度が高ければ、本当にあっという間に広がります。1人50人時代とも呼ばれる程、1人がSNSにあげれば50人にコマーシャルを行う事と同様の力を発揮すると言われております。その50人がまたSNSをあげれば瞬く間に全世界に広がります。
 
 今回熊本空港が民有化に成る事により私は大きな期待を持っておりますし、現在幾人かの有志と共に観光に関しての動きを始めております。
具体的な案を出し、具体的に動く事で進み始める事があると思います。
もし同様の考えを持つ方が居れば、いつでも連絡お待ちしております!

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